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フィットネスクラブ経営をサポートする専門誌【クラブマネジメント】

「クラブマネジメント」タイトルロゴ
Vol.4.No.1,1998(通巻第14号)   JANUARY-FEBRUARY
米国 CLUB SUCCESS 提携誌

Vision 値上げをしよう
視点
Charley Swayne(ウィスコンシン大学マーケティング学部教授) 

クラブ同士の価格競争に一端足を踏み入れると、どんどん深みにはまってしまう。大学教授をしながら二軒のフィットネスクラブを経営するスウェイン氏は、自身の苦い経験を語りながら、ディスカウントでなく、むしろクラブの中身を整え、値上げをできるクラブにすることを推奨する。 

Key Factor 欧州クラブ事情
【イギリス編】
特集

イタリアとスイスのフィットネスクラブ事情を紹介した前号に引き続き、フィットネス市場が現在高い成長率を誇っているイギリスのクラブ事情を紹介する。アメリカのクラブの失敗に学びクォリティの高いクラブづくりを進めてきたイギリスでは、価格競争を避け、比較的高い会費を設定している。ディスカウントよりクラブの中身を充実させる方向で成長しているイギリスのクラブ経営のスタイルは、マーケットの質や、業界を取りまく環境、フィットネスビジネスの歴史などの違いこそあれ、日本のクラブ経営においても大いに参考になるのではないか。

Service 連載�D マニュアルの功罪
サービス
小柳剛照(商業アドバイザー) 

いいサービスづくりにマニュアルは大変効果のあるもの。しかし、サービスマニュアルに忠実になり過ぎると、マニュアルに規定されたこと以外のことができなくなってしまう。今回は、新聞に掲載されていた航空会社の女性乗務員の例を挙げ、究極のサービスはマニュアルを超えたところにあることを指摘する。 

Club Success News ・メンバーをわくわくさせるプロ グラムアイデア
・87%の継続率ってほんと?もちろん!

・利用率を高めるプログラミング 
海外情報

フィットネスビジネスもショウビジネスと同じように、楽しさが人を惹きつける。イギリスのフィットネスクラブ経営専門誌『ボディライフ』の編集長であるウェブスター氏は、プログラムを提供する際に、生理学に基づいてつくられたプログラムをそのまま提供するのではなく、その他に何か楽しいアイデアをつけ加えることが成功の秘訣だとする。この他にも、ロンドンにあるブロードゲイトクラブが開発した”担当者制度”の導入など、成功しているイギリスクラブの戦略を紹介する。 

Marketing 連載�C アメリカクラブ運営の実際
マーケティング戦略
石川友之(American Club Information)

 アメリカのクラブではセールス専門のスタッフを置いている。セールススタッフを置くことにより、会員数を戦略的にコントロールしながら集客を図ることができる。今回はセールス専門スタッフがクラブオペレーションに及ぼす影響と、セールススタッフの採用および育成について紹介し、ディスカウントをし続けなくてもよい状態にするための鍵を探る。

Program Now ヨガ
魅力のプログラム

 アメリカと同様、日本でも首都圏を中心に、ヨガが幅広い層のメンバーに受け入れられ始めている。フィットネスクラブでのヨガは、1回の受講で身体が気持ちよいなどの効果が感じられることから、その人気が高まっている。今回は、そんな「プログラム」としてのヨガの魅力を探る。

Finance 連載�C 負債と借入金
財務管理
尾藤文隆(株式会社エフ・ブレインシステム 尾藤税務会計事務所代表取締役) 

会社が大きくなるとスケールメリットが活かせる一方、人件費や賃貸料などが膨らみ、膨らんだ分に相当する利益を得るのが難しくなる。負債と借入金についての知識を有することは、フィットネスクラブの経営においても重要なことである。

Opinion From Networker 素人が見た、感じた、スポーツクラブ記、いいたい放題
リーダーからの意見
山田ゆかり(スポーツライター)

「どうして入会金がゼロになるのか」などの疑問点、「クラブでレンタルされている靴が破れていたり、汚れていたりする」などの不満、「女性の更年期障害に注目した、中高年向けの徹底したプログラムが欲しい」という意見など、スポーツライターをしている山田氏がフィットネスクラブを斬る。業界には素人の山田氏の素朴な疑問や意見は、一般利用者の意見としてクラブ経営者が耳を傾け、より良いクラブづくりの参考としたいものだ。

Recommended Book 平川進也(株式会社ウェルネス阪神営業企画課長)
明日を読む
この一冊

官官接待から公共事業の効果効率に至るまで、日本の抱えている問題の根拠が「官僚文化」にあることを、事実と史実に基づいて批判している本書を読み、自身の考える公共施設のあり方に自信を持つことができたという平川氏。会社や生活などにスポットをあて、わかりやすく書かれている本書は、フィットネス業界に携わる者に貴重な示唆を与えてくれる。