『LIVE』 Vol.25
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これはデンマークの研究で明らかになったことです。 70歳の一卵性双生児1,826組を集めて、それぞれの写真を撮りました。その写真をバラバラにして、「写真の人が何歳に見えるか」という調査をしました。するとそれぞれの見た目の年齢がでます。そのあと、追跡調査をしたところ、若く見える人のほうが長生きをしたという結果が出たのです。当然な結果ですね。内臓の若さが見た目に出るわけですから。ただ「見た目が大事」ということがきちんと証明されたという点で貴重な研究結果です。つまり論文の結果は、「見た目が寿命のバイオマーカーになっている」ということなのです。若く見える人は長生きをする 一卵性双生児に関する研究では、各組でどれくらい老化と寿命にバラつきがあったかを調べています。一卵性双生児は遺伝子が100%同じなので、老化が遺伝的要因によるものなら同じように老化していくはずです。ところが実際には、それぞれの老化(や寿命)には、多かれ少なかれ差があったのです。そのデータをもとに計算すると、老化の遺伝的要因はたった25%に過ぎませんでした。残りの75%は環境的要因によって決まっていたのです。 つまり、老化のスピードは、両親から生まれつき受け継いだ変えられない要因と、生まれた後の本人の生活習慣や生活環境などによって変えられる要因があるんです。「認知症になりやすい家系だから私もなるんだろう」、「お母さんみたいにシワになりやすいのかしら?」などと悲観する必要はないのです。生活習慣によって挽回できる部分が75%もあるのですから。アナタの考え方ひとつで今日からでもあなた自身の老化のスピードを変えられるのです。老化のスピードは自分で変えられる●あなたの老化タイプを知る簡易チャート『長寿遺伝子をオンにする生き方』白澤卓二著(青春出版)P36-37より シワや白髪など老化のサインを見つけた瞬間に、全身で一斉に老化が進んでいると思いがちなことですが、脳や血管、骨、筋肉といった部位や機能によって老化の進み具合にはバラつきがあることが科学的に証明されています。また、どの部分に老化が早くやってくるかは、個人個人で違うということです。これは、先に述べた遺伝的要因と環境的要因によって影響を受けます。 大切なのは、自分はどこの老化が早く進むかを知ることです。それにあった対策を講じていけば、効果的に、また自分に合った老化予防ができるというわけです。 また、老化については男女差も見逃せません。たとえば、血管の老化は男性が、骨の老化は女性が、より注意が必要。こうしたことを考慮して、下のチャートで自分の老化のタイプを判断してみましょう。老化のスピードは、体の部位でも異なるしらさわ・たくじ★順天堂大学大学院医学研究科・加齢制御医学講座教授。医学博士。日本抗加齢医学会理事も務める。おもな著書に、「長寿遺伝子をオンにする生き方」(青春出版)、100歳までボケない101の方法」(文春新書)など。白澤卓二さんお話を伺った方あなたの老化タイプを知る簡易チャート肥満、高血圧、高脂血症の傾向がある毎日の生活はほとんど同じことの繰り返しだ1日2食以上1人で食事しているウォーキングなど何らかの運動を週3日以上しているよくダイエットしている肥満(BMIが25以上)である乳製品か小魚、海藻類をほぼ毎日摂っているウォーキングなど何らかの運動を週3日以上している裁縫、パソコンなど指先を使う作業を週3回以上している血管老化タイプ季節の変わり目に風邪をひきやすくなった+免疫老化タイプ脳老化タイプ心老化タイプ筋肉老化タイプ骨老化タイプ1日2食以上1人で食事している男性か女性か男女BMIとは体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)で表す数値のこと123YESNO006
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