『LIVE』 Vol.27
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桑原:まず運動後に必要とするのはエネルギーです。しかもできれば30分以内がベスト。なぜ素早く補給する必要があるのかというと、失われたエネルギーを補給しない状態を繰り返すと、体のエネルギーのタンクの容量がどんどん小さくなってしまうと思ってください。つまりエネルギーの貯められないスタミナのない体になってしまうのです。運動直後30分以内を「ゴールデンタイム」と呼んでいて、エネルギー補給をするように勧めています。このときのエネルギーは消化吸収の早いもの。ゼリードリンクやスポーツドリンク、あるいはバナナ、うどん、羊かんなどもいいですね。さらにエネルギーを使うと、その代謝の過程で副産物に乳酸が出ます。乳酸がでると、筋肉が酸性に傾き動きにくくなります。そこで乳酸を取り除くためにクエン酸が必要となるのです。通常は運動後の補給でもいいのですが、長時間のトライアスロンでは、レース前半ではエネルギー系ドリンクでスタミナを維持し、後半にクエン酸系ドリンクで乳酸を取り除きパフォーマンスを維持する計画的な栄養素の補給がベストでしょう。運動後の栄養補給は何がベストですか?Q.Question 04桑原:動けなくなる状態にはいくつか原因があるんですが、目の前が真っ暗になったのなら、貧血ではなく酸欠で、脳に酸素が足りなくなった状態。また、意識はしっかりしていて急に動けなくなったのならハンガーノックですね。エネルギーがゼロという状態です。トライアスロンでは、よく自転車の競技中にハンガーノックを起こしやすいといわれます。自転車は体力がなくなっても前に進めるので、気付きにくく、いっきに動けなくなるのです。ハンガーノックを防ぐためには、エネルギーを計画的に蓄える方法がいいでしょう。例えばグリコーゲンローディングのように、レースの1週間程度前から一度グリコーゲンを枯渇させ、タンパク質などを摂り、その後で大量にグリコーゲン(炭水化物等の糖質)を摂取するというエネルギー貯蓄法です。また、トライアスロンは長時間なので途中のエネルギー補給も重要になってきますね。とくに自転車のときが摂取のベストタイミングです。レース中走っていて急に動けなくなったことがあるんですが……。Q.Question 03桑原:もちろんエネルギーはとても大切です。しかし、アスリートの栄養素としての優先順位は、1)酸素、2)水、3)エネルギー、4)アミノ酸です。この順位とは、シャットアウトされて体が我慢できなくなる時間の順になっています。酸素がなくなったら全く動けなくなりますよね。つまり、そもそも貧血ではない体づくりをしておかなくてはいけないのです。大原:私は貧血で、鉄剤を注射していたことがあります。桑原:多くの場合、鉄剤というと植物系の非ヘム鉄なんですね。これは吸収が遅く時間がかかります。吸収が早いのは動物系のヘム鉄で、これをオススメします。2番目に大切なのは水で、何もしなくても水を1日半飲まないと精神的におかしくなります。人の体重の60%は水分で、このうち3%の水分を失ったらパフォーマンスが確実に落ちます。大量に汗をかくトライアスロンは、とくに水泳中は、汗をかいていることを忘れがち。気付かないうちに脱水症状になるので、事前にきちんと水分補給をしてください。トライアスロンでもっとも重要な栄養素はやはりエネルギーですか?Q.Question 02桑原:ボディビルダーを連想して、体が大きくなる、太るなどのイメージがあるようです。しかし、これは間違い。プロテインはご存じのとおりタンパク質です。運動後に、プロテインを摂るのは、ダメージを受けた筋肉などの修復のためですから、規定量を摂取している分には、必要な部分に使われ、太ることはまったくありません。むしろ食事から同量のタンパク質を摂ろうとすると、脂肪や糖質を摂り過ぎてしまいますよ。大原:アミノ酸はむくむような気もがするんですが。桑原:アミノ酸はタンパク質を構成している物質です。プロテイン(タンパク質)を体内に入れると、タンパク質は体内ではアミノ酸に分解されます。ですから栄養素としての役割はプロテインもアミノ酸もペプチドもほぼ同じもの。運動中にアミノ酸、とくにBCAAを補給する理由は、筋肉のエネルギー源になる血中のアミノ酸濃度が低下するとパフォーマンスも低下するから。すなわちアミノ酸で体がむくことはありません。プロテインって太りませんか?Q.Question 01お話を伺った方桑原弘樹さん江崎グリコスポーツフーズ営業部プロダクトマネージャー。自身年間300ワークアウトの実施を目標に掲げ、実践。これまでジャンル問わず、100以上のトップアスリートのコンディショニングサポートを行ってきた。「美しさと強さを両立させる栄養トレーニングとは」食事や栄養補給にも気を配ってトライアスロンに挑戦する大原さんだが、女性として美しさを保ちながらパフォーマンスを向上させるためにさらにもっと知りたいことがあるという。そこで、江崎グリコ(株)でスポーツサプリメントの開発や啓蒙活動に取り組む桑原弘樹さんに直接質問をすることに。大原里絵さんが聞く。女性トライアスロンをサポートするサプリメントについて。スポーツに必要な栄養素を瞬間補給できるパワープロダクション「ワンセコンド」シリーズトライアスロンのような長時間の競技では、レース中のエネルギー補給がパフォーマンス向上のカギ。そこで江崎グリコ(株)から新発売されるパワープロダクション「ワンセコンド」シリーズ(4種類)は、その名のとおり、スポーツに必要な栄養を短時間で補給できるジェル、ゼリードリンク。たとえば『ワンセコンドCCD』は、165キロカロリーのエネルギーを、また『ワンセコンドBCAA』は、分岐アミノ酸(BCAA)2000㎎を、『ワンセコンドHCA』は、脂肪のエネルギー変換を促進する成分を瞬間補給できる。小容量タイプで、レース中にも携帯が便利。あらゆるスポーツシーンでどうぞ。左から『ワンセコンドCCD【クリアレモン】』、『ワンセコンドCCD【ピーチクール】』各86g 200円、『ワンセコンドBCAA【グレープフルーツ】』、『ワンセコンドHCA【オレンジ】』各72g 229円。販売は全国のスポーツ量販店、スポーツ店、フィットネスクラブなどを予定。NEW!4月発売予定[ 商品に関するお問い合わせ ]江崎グリコ株式会社 お客様センター 0120-917-111025
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