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を受けていないとはいえ、リスクを持っていない人はいません。そのため強度もあまり高めることができませんので、フィットネスクラブで言う“身体を変える”とは少しイメージが異なります。ただその分、介護予防体操....
を受けていないとはいえ、リスクを持っていない人はいません。そのため強度もあまり高めることができませんので、フィットネスクラブで言う“身体を変える”とは少しイメージが異なります。ただその分、介護予防体操に参加される方は体調も表情も日々違う。その小さな違いに気づいて対応することが求められますので、日々の小さな変化に敏感になれました」現在提供しているクラスは、本宮市の介護予防事業。週1回×13回シリーズのコースを2本担当している。1回90分で、事前事後に体力測定、毎回コーディネーション運動などを採り入れたエクササイズの後、30~40分の講義を行っている。講義の内容は、「認知症予防」「失禁予防」「運動器の機能向上」「口腔衛生・機能向上」など。運動指導だけでなく知識を提供することで、エクササイズへのモチベーションや納得感も得られやすくなる。佐藤さんはこの仕事を担当するにあたり、介護予防運動指導員の資格を取得。近々、健康運動指導士も取得予定である。だが、佐藤さんは「専門知識は後からついてくる」として、現場でのコミュニケーション力や注意力、洞察力を高めることを重視して仕事に臨んでいる。「以前このコースを担当していた支配人のクラスを見ていて、『笑わせること』が何より大切だと感じて、参加者の方がうまくできないことも自然に笑いに変えられるように心がけています。身体が思うように動かせなくても、笑うことで脳が活性化されるとも言われています。また、少しでも参加者の方に変化が見られた時に、それに気づいて、その場で笑顔になっていただけるような声がけをするようにしています。そうすることで、参加者の方々も、それまで気にしていなかったことに意識を持ってくださるようになります。『何年ぶりに口紅を買ったんですよ』と言われた時は嬉しかったですね」フィットネスクラブの設備は介護予防にも理想的介護予防の仕事に携わるようになって、郡山市をはじめ、近隣の自治体への営業もスタートさせている佐藤さん。この分野のフィットネスはまだまだ活性化するはずだと話す。「介護予防の分野はフィットネス業界にとって、まだ未開拓の分野と言えます。必要としている人がたくさんいるのに、サービスが提供されていない。現状では自治体のご担当者に適切に情報が届いていないこともありますし、フィットネスクラブからの営業や提案が不足しているとも言えるでしょう。東京都老人総合研究所の研修でCGTプログラム(包括的高齢者運動トレーニング)を学びました。これは、しかるべきマシンを利用して運動を継続すると、歩行動作の改善をはじめ様々な機能向上に確実な成果が得られるというものです。一時この研究結果をもとに、地方自治体でもマシンの導入が進みました。ですが、今後はこうした施設や設備を自治体が整えるのは予算などの関係から難しいと思われます。フィットネスクラブの出番がここにもあります。郡山市では、まだ民間企業への委託は検討され始めたばかりで、現状では地域包括センターにお話を聞いた方佐藤高史さんスポーツクラブルネサンス郡山フィットネスチーフ。学生時代ボクサーとして無理なダイエットで身体や心に負担を感じ、正しいダイエットに興味を持ったことをきっかけにフィットネスの仕事に携わることに。指導歴5年。今年10月から本宮市の介護予防事業をメインで担当する。新たな発見とやりがいルネサンス郡山店のフィットネスチーフとしてチームを率いながら、隣接する本宮市の「介護予防運動教室」を担当する佐藤高史さん。この仕事に携わるようになったのは、2年前、当時の支配人から声をかけられたことがきっかけだ。当初は対象者の違いに戸惑ったが、今ではこの仕事が新たな発見や、やりがいをもたらしてくれていると話す。「フィットネスクラブで3年間働いた後にこの仕事に携わるようになりましたが、それまで全く気にしていなかったことが多かったことに気づきました。例えば、体力測定ひとつとっても、椅子に座っていただく時に、後ろに転ばないように手を添える。そうした小さな配慮が介護予防の現場ではとても重要です。市の介護予防教室には、介護認定を受けていない方が参加しますが、介護認定個人登録することで介護予防の仕事に携わることができると聞きました。自治体ごとに方針が違うと思いますが、まずは仕事に携わる機会を得て、少しずつでもフィットネスの本質的な良さや効果を確実に伝えていきたいと思います」地方自治体の介護予防事業介護予防Case Study12November,2011 www.fitnessjob.jp