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概要:
なりました。そこで、この分野の現状を知ろうと、デイサービスや老人ホームに運動指導員を派遣している会社に転職し、そこで元気な方から、寝たきりの方までの運動指導を経験しました。その間、介護全般についても勉....
なりました。そこで、この分野の現状を知ろうと、デイサービスや老人ホームに運動指導員を派遣している会社に転職し、そこで元気な方から、寝たきりの方までの運動指導を経験しました。その間、介護全般についても勉強しながら、介護予防運動の要になる部分はどこかと考えた時、要介護になる一歩手前の方々への指導だと気づいたんです。一度介護の状態になってしまうと、生活するうえで人の力を借りることが必要になってしまいます。また、介護度が進むにつれ、グループで一緒に楽しく身体を動かすことも難しくなってしまいます。それ以来、要支援の方々へのグループ指導に特に興味を持つようになり、現在当施設で提供している指導スタイルが出来上がりました」運動指導のプロであれ介護予防の運動自体は、シンプルなものがほとんどで、現実的には介護職員が運動指導にも携わっているケースも少なくない。また、マシンを利用した運動指導も広く浸透しており、個別での運動指導に偏った施設もある。そんな中でも、田中さんはプロの運動指導員によるグループでの運動指導にこだわりを持っている。「高齢になるにつれて単調になりがちな生活の中で、グループで楽しく運動を続けていただくことで、生活にリズムもできます。また、自分で自分の身体を動かせる力を持ち続けられることは、人生をはるかに豊かに送れると思います。以前メンバーの方に、『これから寝たきりになって死を待つ人生に、光が差し込んだ』と言われた言葉が、強く心に響きました。医師は命を救いますが、運動指導員である私たちも、それに近い役割を担っていると感じます」現在では、後進の運動指導員の育成や、所長としてデイサービスの運営にあたりながら、より多くの高齢者が介護予防運動に親しめるようにと、そのネットワークを広げることにも力を入れている。「介護予防に携わる運動指導者がもっと増えて欲しいと思っています。運動指導については、健康運動指導士をはじめ、運動指導者としての基本さえ押さえておけば、高齢者特有の運動指導での注意点や分からないことは、一緒に働く看護師や柔道整復師などに相談できます。お客様お一人おひとりには、ケアマネージャーや、主治医がいますので、その方々の禁忌や注意事項を取りこぼさず、連携をとりながら行えば、楽しく、効果的な運動指導ができます。あと大切なことは、自分の人生を楽しむこと。指導員が健康で元気であることが、何より高齢者の方々を惹お話を聞いた方田中隆三さん株式会社コンディショニング・プロ介護予防運動専門デイサービス「リ・ボーン」所長。健康運動指導士。フィットネスクラブ、介護予防運動派遣事業者マネジャーを経て、現職。自身も趣味のアウトドアと、子育てで人生を楽しみながら、高齢者に生きている実感を持ち続けて貰うべく運動指導と施設運営にあたっている。介護予防の要が、ここにある横浜の郊外に位置するデイサービス施設コンディショニング・プロで、運動指導と指導員の育成に尽力する田中隆三さん。大学卒業後、オーストラリアでのアウトドアレクリエーションの専門学校を経て、帰国後フィットネスクラブに入社した。当時はスポーツで人生を楽しむことを多くの人と共有したいと考えていたが、仕事をするうちに高齢者への運動指導に興味を持つようになる。そして、高齢者の運動指導で自分が最も人の役に立てる領域を模索した結果、この介護予防運動の仕事に行き着いた。「就職したフィットネスクラブのメンバーに年輩の方が多かったこともありますが、年輩の方に特に人気があって、自分も楽しかったので、今後高齢化が進む社会で自分が最も活躍できる場は、高齢者の方々への運動指導なのではないかと思うようにきつけます。また、ケアマネージャーさんにも運動の価値を機会あるごとに伝えるようにしています。ケアマネージャーさんは数多くの方々を担当していますので、そのご紹介で、より多くの高齢者の方々に介護予防の運動に触れる機会を得ていただきたいと思っています。介護予防運動が楽しく続けられる環境づくりを進めて、人生の大先輩たちの、生きている実感のある笑顔を増やしていきたいと思います」デイサービスでの運動指導介護予防Case Study14November,2011 www.fitnessjob.jp